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薄毛と寝不足
薄毛の人にとって睡眠は薄毛と関係があるのか気になるところです。
睡眠時間が確保できていなくて寝不足の状態が続いている人にとって、寝不足が薄毛と関係があるのなら問題は深刻です。
結論から先に言うと、髪の毛と寝不足は関係があります。
というのも、髪の毛が一番成長するのは夜の、特に午後10時(22時)から午前2時の間だからです。
実は、午後10時(22時)から午前2時の間というのは、副交感神経が最も活性化し、成長ホルモンの分泌が活発になる時間帯なのです。
成長ホルモンが大量に分泌されるこの時間帯に寝ているかどうかは髪の成長に影響してくるわけです。
また、睡眠中はタンパク質の合成が活発に行われるので、たんぱく質から出来ている髪や頭皮にも寝不足の影響が及びます。
さらに、睡眠中は頭皮へ循環する血液の量が増加しますので、髪や頭皮は血液から栄養分をもらいやすい状態にあると言えます。
以上の理由から、育毛やヘアケアのためには夜間に十分な睡眠を確保することが重要だということが分かります。
できれば午後10時(22時)に就寝したいところです。
そうは言っても、午後10時(22時)に寝ることができないという人も多いと思います。
午後10時(22時)に寝られないという人でも、髪のためには遅くても午前0時(24時)には就寝するようにしましょう。
薄毛の人にとっては、睡眠は最も重要な薄毛対策だという認識を持ったほうが良いです。
午後10時(22時)から午前2時の間を含んだ時間帯に睡眠を確保できたとしても、夜の睡眠全体では十分な睡眠を確保できていない場合もあるでしょう。
そういう場合は、昼寝(午睡・シエスタ)を上手に活用すると良いです。
昼寝は脳を活性化し、心身をリフレッシュしてくれるので、集中力も高まり、仕事や勉強の能率も高まり、ミスや事故の予防にもなります。
そもそも人間は、体内時計によって夜と昼の1日に2回、睡眠の山(ピーク)を迎えるという覚醒と睡眠の生理的リズムがあります。
したがって、昼寝を取るということは人間の自然に従った合理的な行為と言えます。
習慣的に昼寝をする人は、認知症の発症率が低いという報告もあるくらいです。
昼寝によって脳が活性化することを考えれば、髪や頭皮にも好影響があるものと考えて間違いなさそうです。
ただし、昼寝は寝る時間に注意する必要があります。
30分以上寝過ぎると却って逆効果になってしまいます。
ですから、15分~20分の間でプチ昼寝を取る15分昼寝術をおすすめします。
薄毛対策としては夜と昼の睡眠を上手く取ることで寝不足を防ぎ、髪と頭皮に休養を与えことで育毛やヘアケアをはかるのが上策だと思います。