スポンサードリンク
アロマオイルのイランイラン
アロマオイルのイランイランをご存じでしょうか?
バンレイシ科のイランイランという花の名前の由来は、マレー語の「アランイラン」という言葉にあります。
「アランイラン」という言葉には「花の中の花」という意味があります。
これは木からぶら下がったような形で咲く花々の姿を指しているとのことです。
アロマオイル(エッセンシャルオイル・精油)のイランイランは、一年中花を咲かせ続けるイランイランの木の黄色い花から水蒸気蒸留法などによって抽出されます。
イランイランのエッセンシャルオイル(精油)は、フローラルでエキゾチックなとても濃厚で甘くセクシーな香りがします。
その穏やかな香り成分には、精神的な緊張や日常のストレスから解放してくれて、落ち着いた気分になれる癒しとリラックスのアロマ効果があるとされています。
怒りや恐怖、ショック、不安といった感情を落着かせてくれるので、パニックになったときに緊張をほぐしリラックスした気持ちになって冷静さを取り戻したい場合に効果を発揮してくれます。
そのため、仕事や試験勉強(受験勉強)などで不安やプレッシャーを感じている人にはリラックスするのに役立つ香りと言えます。
イランイランは、お風呂に入れてアロマバスにしても良いですし、寝室(ベッドルーム)でアロマランプとして利用するのも良いです。
イランイランの強く特徴的な香りには、古くから官能的な性的気分を高める催淫特性があることでも知られていますが、実際にはかなり個人差があります。
ゆりの花の香りを濃縮したような香りで、好きな人には病みつきになる香りなのですが、香りが強いので「しつこい」と感じて敬遠する人もいます。
イランイランの香りは人によって好き嫌いが分かれる香りです。
女性的な香りがするので、この香りを好む人は男性よりも女性に多い傾向があるといった印象がします。
はじめは嫌いでも、香りに慣れて馴染むようになると好きになる人も少なくありません。
そこがイランイランの特徴と魅力であり、アロマの奥深いところといえます。
香りを初めて体験してから、慣れない間は、少量で慣らしたり、比較的相性の良いオレンジやベルガモットなど柑橘系の精油や、ジャスミンやローズ、クラリセージ、ラベンダーなど花から採れる精油などとブレンドするのも良いでしょう。